高知県

高知県ってこんなところ|高知県のご紹介

高知県ってこんなところ

まだ訪れたことのない方へ届けたい高知県の魅力

高知県を訪れたことがない方々は、高知県に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

「龍馬」「カツオ」「四万十川」など、名産品や観光地、歴史上の偉人を思い浮かべる方がいれば、「人の気性が荒そう…」「言葉が乱暴そう…」といった県民性をイメージする方もいることでしょう。

高知県とはどんな県で、一体どれほどの魅力があるのか。

「高知県なんて行ったこともないし、ほとんど知らない」という方のために、高知県の全貌と魅力をサクッとまとめてご紹介します。

弓のように緩やかな弧を描いた地形の高知県。総面積は7,105 km²で、34の市町村から成り立っています。

県南部が雄大な太平洋に面しているので、つい「海の国」のように思われがちですが、実は山地率が89%にも及ぶ「山の国」なのです。人口は708,182人。これは鳥取県と島根県に次ぐ、日本で三番目に少ない数です。

県民性はというと、皆さんのご想像通りでしょうか…。「気性が荒い」とまではいかなくても、「気が強い」人が多い印象です。特に女性は勝ち気で行動力の高い人が多く、多くの男性を従えて事業を起こす起業家が増えてきています。一方の男性は、勇ましい女性達とは対照的に少し頼りなく怠け者な印象です。
地元の女性達からは、「高知の男性は働かない」などと軽口を叩かれるほどで、実際に男性の就業率も減少傾向にあります。

とさナビ|高知県ってこんなところ

とにかくお酒が大好き

それから高知県民は、とにかくお酒が大好きです。お酒が好きな県といえば沖縄県をイメージしがちですが、高知県の一般世帯における飲酒費用は38,910円で全国第一位(2016年)。2位の東京都は29,080円ですので、圧倒的な「飲酒大国」だと分かります。
そのデータが示す通り、一歩街へ出ると平日も休日も関係なく、あちこちの居酒屋から酒盛りを楽しんでいる声が聞こえてきます。「盃を交わせばみんな友達」といわんばかりに、初対面であってもお酒の場ではフレンドリー。地元の人々が観光客を交えて陽気に飲んでいる光景もよく目にします。
もちろん高知県民がフレンドリーなのは、お酒の場だけではありません。困っている人や、退屈そうにしている人を放っておけない性分なのでしょう。浮かない顔をしている人がいれば、声を掛け、手を差し伸べ、そして笑顔にする。少々、語気が荒く、「気が強い」イメージの県民性ですが、地元へ訪れた人々へのおもてなしの心と、助力の精神は忘れない「根が優しい」こそが、真の県民性であるといえます。

一気に焼き上げる藁焼き高知名物「カツオの藁焼き」

高知といえば『カツオのたたき』

海、山、川に恵まれた高知県には、魚も肉も野菜も果物といった豊富な食材で溢れています。中でも代表的な食材といえば、やっぱりカツオ。とはいっても、カツオの漁獲量日本一を誇るのは静岡県。ではなぜ、高知県はカツオで有名なのでしょうか。
その答えは、高知県が発祥といわれる郷土料理「カツオのたたき」にあるといえます。漁獲量こそ他県に及ばずとも、この郷土料理が全国に広まったことにより、「高知県=カツオ」というイメージが定着したと考えられます。
その他にも、カツオを使った料理として「カツオの酒盗」や「土佐巻き」も有名です。

このように高知県の食材といえば、カツオばかりが注目されますが、牛肉であれば「土佐あかうし」、鶏肉であれば「土佐ジロー」、ショウガであれば「黄金生姜」といったように、ご当地ブランドとして生産される多くの食材があります。

薬味タップリでお召し上がりください。高知郷土料理「カツオのたたき」

歴史・文化・自然・食が一度に楽しめる

大自然を満喫できるスポットと歴史的なスポットが数多く点在する高知県は、県内すべての市町村が観光地であるといっても過言ではありません。
日本三大清流の一つに数えられる「四万十川」や、仁淀ブルーの愛称で世界的な知名度を誇る「仁淀川」、高知市内のシンボルとなっている「高知城」や桂浜に立つ「坂本龍馬像」といった有名スポットを中心に、県内のいたるところに見所が満載です。

豊かな観光資源と、生産者の一人ひとりが丹精を込めて生産するご当地ブランドの食材。そして、地元の人々が抱く「おもてなしの心」。

それらすべてを有する贅沢な“国”。それが高知県です。